くまもと産業復興エキスポ
こんにちは。熊本営業所です。桜の季節も終わり、日中は暖かいというより暑い日も出てきました。これから、だんだん暑い日が増えていくのでしょうか。
熊本は、2016年4月14日に震度7、4月16日に震度6強の熊本地震が発生し、丸8年となりました。当時は甚大な被害がありましたが、少しずつ復興が進んでいます。そのような状況の中、2月末に「くまもと産業復興エキスポ」が開催されました。平成28年熊本地震・令和2年7月豪雨災害からの復興の中で、半導体の関連産業の進出で盛り上がる熊本県の企業による出展で賑わいました。出展者は、半導体関連企業を含む製造業・卸売業・サービス業・教育機関・県内各地の自治体・台湾からの企業など、多岐にわたりました。
また、各種セミナーも開催されており、半導体をわかりやすく学んだり、最新の技術や中小企業の取り組みなどが紹介されていました。今回、未来を見据えた人材確保・人材育成に力を入れていたようで、県内の高校生達が、熱心に出展者の説明やセミナーに耳を傾けている姿が印象的で、私自身も、実際に半導体関連の企業で働く社員の方々の生の声を聞くいい機会でした。
今年2月に第1工場の開所式が行われたばかりの、半導体の受託生産で世界最大手の台湾企業「TSMC」のブースもあり、見学者・説明会の参加者で長蛇の列が出来ていました。
半導体は、私たちの身の回りの様々な製品に使われています。「自動車」「デジタルカメラ」「テレビ」「LED電球」「スマートフォン」「炊飯器」「エアコン」これらは、すべて半導体が使われています。そして今後、その需要はもっと高まっていくと予想されます。今回のTSMC進出をきっかけに、半導体関連産業の成長と、熊本の盛り上がりに期待をしたいと思います。